気を調整すること。
気の流れは血や津液（体内の中の水分）とともに経絡（身体の中を巡っている通路のようなもの）の中を流れています。
その気血がスムーズに流れることによって五臓六腑が栄養され人体が健康に動くその気を流すことに鍼灸は適しています。
その経絡の流れの状態を反映しているのがツボでありそのツボを刺激することにより気血の流れを促進させることが出来ます。
又鍼灸は薬などを使用せずに自然治癒力を引き出し抵抗力を高めますので未病など予防的な効果も認められ健康増進に役立ちます。

適応疾患
五十肩、腰痛、坐骨神経痛、肩こり、顔面神経痛等
テニス肘、膝痛、スポーツ障害、捻挫などのリハビリ等
婦人科疾患（更年期障害　生理痛　ＰＭＳ（月経前症候群）倦怠感等

良導絡測定　自律神経調整法とは
人間はもともと自然治癒力と言われる病気を治す力を持っています。
病気や不調を訴えるのは、そのような力が弱まり自律神経（交感神経）のバランスを崩した時と考えられます。
その自律神経（交感神経）の状態を調べ相対的な体のバランス変動を検出し治療および健康増進に寄与する治療法です。


【例】
内臓機能低下による身体の異常
異常を起こしている内臓の交感神経の興奮性は内臓皮膚反射に
より関連のあるツボに皮膚通電抵抗の低下、もしくは上昇として測定できます。
測定により低下もしくは上昇している箇所に関係のあるツボに刺激を
与えて交感神経を調整し正常な状態に導きます。